立山三山


期 日    平成19年7月12日~7月14日
メンバー   高橋、古閑
行 程    7/12 相模原20:00― 7/13 2:00扇沢 車利用
        7/13 扇沢8:30- 室堂― 一ノ越 ― 雄山 ― 大汝山 ―冨士ノ折立―大走りー雷鳥沢キャンプ場
        7/14 雷鳥沢キャンプ場―室堂平

7/12 車利用で一路扇沢へ 天気予報では台風が近付いてるとの事。
    現地に行って判断しようと迷わず決行する事に。
    中央高速で行くが途中土砂降りの雨に合い怖い思いをする。高速道路を下りると路面は乾いていた。
7/13 午前2時 扇沢に到着、トロリーバスの始発が遅いため時間はたっぷり有るが、車中で仮眠を取った為、ゆっくり
    休む事が出来ず5時には目が覚めてしまう。
    空には台風の影響で怪しげな黒い雲が。何だか気持ちが進まない。剱岳の予定を.話し合った結果、立山三山 
    にしようと、言う事になりハーネス、ロープ、を車に置いて行く。必要最小限の物はザックに詰め込む。それでも 
    計ると16キロ。
    トロリーバス、ロプウエイ、ケーブル、トロリーバス、と乗り継ぎ室堂に。
    空模様はあまり良くないがカッパを着るほどでもなく、歩き出す。
    室堂平から雪の残る斜面をとりあえず一ノ越まで。一ノ越に着いて悪天の為人もまばら、しかし自分達の事はさ
    ておき「こんな天気でも登る人がいるんだな」と思いつつ登り始める。登り始めた途端、横殴りの雨が降りだしカ
    ッパを着用。
    大きな石のごろごろする急斜面を登る。浮き石も。重いザックを背負い足元の悪い急斜面を登るのも辛いもの。
    そんな事を思いながら雨の中を登って行くうち雄山山頂神社(3003M)に到着。雨の中神社の軒を借りてお腹に
    食料を詰め込む。15分も居ただろうか再び雨の中を大汝山(3015M)に向けて出発。雪道を歩くが20分程で着
    く。通りすぎ冨士ノ折立そして真砂岳との分岐。左に折れ今度は雪でしかも急斜面の(3015M)大下り。ジグザグ
    に折れながら下るが、下を見るのが恐い。それでもカッティングしながら下る。
    楽な道を選ぼうとしても、中々ラクをさせてはくれない。「そうだ尻制動」ラクだった。緩やかな斜面になってやっと
    普通に歩ける。少し平になったところで雷鳥沢を渡る、が渡る所が見つからない。探しながら結構歩く。そして壊
    れかかった倒木のような橋を渡りキャンプ場に。16時。ホテル、ロッジ、の方には人の姿がチラホラ見えるがキャ
    ンプ場は我々のテントのみ。高橋さんがロッジまでビールを買いに行ってくれる。その間に水汲み。食事の準備
    を。そして、立山にカンパイ。着いた時には管理塔には人が居なかったが、何時の間に戻ってきたのか。
    幕場代1人500円。管理人さん曰く「何日居ても500円だよ」。
    夜中、動物の泣き声テント至近距離で聞こえる、近くでウロウロしている様にも聞こえじっと息をひそめてみる。
7/14 夜が明けてまだ泣き声が聞こえるのでテントからそっと出てみる。何処にも姿は見えない。雷鳥平は周辺山に囲
    まれているので至近距離に聞こえたのだと管理人は教えてくれた。
    天気の崩れないうちに帰ろうと早目に撤収。帰路に着く。再びトロリーバス等などを乗り継ぎ往路を省み、景色を
    惜しみつつ扇沢に。

黒部平に咲いていたニッコウキスゲ
ツマトリソウ
ハクサンフウロ
チングルマ
アカモノ
室堂より一の越へ向かう登山道・まだかなりの残雪がある
一の越山荘 台風の影響でガスが湧いている
雄山への登り 残雪の状態がよく分かる(ここから雨が降 り出した)
雄山の直下に咲いていたハクサンイチゲ
雄山頂上にて 雨風共に強くなってきた
雷鳥平に下山中に咲いていたコイワカガミ
正面の尾根の向こう側の雪渓を降りてきた(雷鳥平直前 にて)
雷鳥平より雷鳥沢ヒュッテ方面を望む(正面が雷鳥沢ヒュ ッテ右がロッジ立山)
この日の幕場は我々のテント1張で貸しきり状態でした(幕 営料は一人500円)
雷鳥荘付近のお花畑(コバイケイソウ、チングルマ、コイワ カガミなどが咲いていた) 初めの目的だった剣岳がちょっと顔を覗かしている
 
みくりが池と立山(右の鞍部が一の越)