―会山行―          

初冬の白馬岳

期  日: 11月1日(土)~11月3日(月・祝)
メンバー: 貴堂(L)、川野(記録)、坂本(会計)、鈴木(食当)
行  程: 1日(土)相模原(4:00)==猿倉----白馬尻----大雪渓----2150m地点(幕)(15:45)
2日(日)2150m地点(6:00)----2500M地点(撤退決定)----2150M地点----白馬尻(幕)(13:30)
3日(月)白馬尻(8:00)----猿倉==大町(温泉入浴・昼食)==相模原(反省会・精算)(17:00)

 この時期の白馬岳の記録も乏しく、思惑では頂上付近に少々の雪と氷くらいと考えて、当初は白馬鑓温泉まで縦走する予定だったのだが、大雪渓から新雪に悩まされることになった。交代で、新雪の大雪渓にトレースをつけながら進むのだが、非常に歩きづらく高度が上がらない。このままではとても頂上直下までは無理と考え、途中ビバークして次の日に山頂をピストンするという計画に変更した。その後はビバークサイトを探しながら進むのだが、雪は深くなり、良いテントサイトも見つからず、ルートミスも重なって時間をロスすることになってしまった。
 その後、斜面に整地すればなんとかなりそうな場所を発見して、整地してテントを張ることができた。上部から雪がさらさらと落ちてくるような所であり、あまり快適でも安全とも言えない場所であったが、まあいたしかたのないところである。水が取れたのがラッキーだった。
 翌朝、天気は最高?しかし風が非常に強いので、テントのポールを抜いて二つ折りにして飛ばされないように細工をして山頂を目指す。新雪で膝の上までもぐってしまうので、やはり大変だ。1時間で100Mちょっとしか高度が稼げない。その後、風は横殴りに変わって、空模様も怪しくなってきた。約2500M地点で撤退を決定、撤収して白馬尻まで降りることにする。高度を下げるにつれて天候は回復してきたが、山頂方面は雲の中で、時折、強風が吹いていた。白馬尻でのんびりして、4日に下山した。

記 貴堂 

大雪渓を行く 大雪渓上部
幕場の整地 朝焼けの天狗菱
天気も良さそうだったのだが 登りきついね
最高到達地点にて 白馬岳山頂方面
幕場までの帰り 大雪渓への下り
大雪渓一人占め 大雪渓下部より