―夏合宿A班―
前穂高岳北尾根
期 日: | 2008.8.2~5(土~火) |
参加者: | KIDO(L)mt_kawani、和代、満作 |
行 程: |
8/2(晴) 相模原~中央・長野道経由松本IC~沢渡~上高地~横尾~涸沢幕営 8/3(晴) 涸沢4:20==5・6のコル5:45~6:00==5峰ピーク6:35~50(先行待有)==4・3のコル8:05~35(先行待有)==前穂高岳11:20~12:05==奥穂高岳14:25==奥穂山荘14:50~15:15==ザイテングラード~涸沢小屋16:55 8/4(雨後晴) 涸沢~北穂高岳東稜取り付き~雨本降りの為中止 8/5(曇後晴) 涸沢~上高地へ下山 |
1) | 自家用車利用(満作車) |
2) | 涸沢ベースのアタック方式とし、北尾根と余裕あれば北穂東尾根を計画 |
3) | 涸沢のテントは少なめであった。 |
4) | KIDO・和代と満作・kawaniの2パーティを組み、ロープは夫々9mm×45mのシングルとした。 |
5) | 5・6のコルへは雪渓か6峰裾のガレから踏み跡を辿った。 |
6) | 5・4峰はフリーで、mt_kawani がトップを登らせてもらって感激。 |
7) | 4峰取り付き直上で先行のガイドパーティ(3人)あり、自らの落石が後続パートナーの顔に当たって落下していった。4峰は浮石が多く不安定なのでホールドを充分確認しながら、以後は先行パーティとの間隔をキッチリ取っていった。難しい方へ進んでしまい戻ってルート変更することもあった。 |
8) | 4峰の下りは奥叉白側を巻いたが慎重なステップを要した。4・3のコルに着いて振り返ると尾根上にはっきりと踏み跡がみられたが、ピーク直下は切り立って難しそうだった。 |
9) | 3・4のコルで行動食をとり、靴を履き替え、ロープを出して先行Pを待った。3峰は屈曲があるので、チムニー上まで5ピッチと刻み、以後はフリーで前穂山頂まで登った。自分にとって結構厳しいヶ所もあったがクリヤーできた。2峰の下りは懸垂をせず、クライムダウンで降りた。 |
10) | 確かに、ホールド、スタンスは確りしており、晴れて岩は乾燥していたので助かったが、緊張場面も多かった。そして北尾根の素晴らしいロケーションに感動した。 |
11) | テンバを4時20分に出発し登攀完了は11時20分、ユックリと無事登攀を成し遂げた感激に浸りながら食事を摂り12時5分出発、吊り尾根~奥穂高岳経由でザイテングラードから涸沢へ戻った。 |
12) | 涸沢小屋に16時55分着、眼前に聳える北尾根を眺め、今日辿った岩稜の登攀場面を追いながら生ビールで乾杯した。カラカラの喉にしみわたる美味に、いわゆる至福の時を過ごしテンバへ戻った。 |
13) | 翌4日は雨模様の中を満作・和代組で北穂東稜に出かけたが、本格的な降雨となり、取り付きを確認するに止まった。 |
涸沢テンバにて |
明日のアタックに備えて食当が腕を振るう。 生野菜にタマゴ付きサラダに豚冷シャブ |
雪渓を取り付きへ向う |
5・6のコルへの斜面からモルゲンロートの 涸沢岳と北穂、同東稜を振り返る |
ガレの踏み跡を5・6のコルへ |
5・6のコルで、登攀の支度をしていざ5峰へ出発 |
5峰は問題なく通過 |
5峰のピークにて、バックは4、3峰 |
4峰もフリーで |
バンドを奥叉白側へ左上して大岩下へ |
大岩を越えて4峰ピークへ |
3・4のコルへ、3峰へ取り付いているパーティ 有り(最初のテラス) |
3・4のコルにてロープを出す、晴れているが風が 強く寒くなった。 |
3峰の取り付き |
2ピッチ目のスタート、(最初のテラス上) |
チムニーを抜けて(リードする満作) |
チムニー上、核心部を抜けて笑顔のショット バックは奥穂高岳とジャンダルム |
以後フリーで、ただしルートを違えると難しい 難しいところ上手く通過する満作 |
2峰の下り、和代も慎重にクライムダウン |
満足感溢れる笑顔の頂き |
吊り尾根から振り返る、5峰から前穂 |
北尾根を振り返りルートをなぞる |
ガス湧く涸沢の夕景 |