― 個人山行 ―
 
鳥 屋 待 沢(左俣) 遡 行
(大山山系三峰山の東面を流れる名渓)
中級(丹沢の谷110ルートより)
 
 
山 域:丹沢・谷太郎川
期 日:平成23年4月6日(水)
参加者:(L)友人のカワハギさん、mt_kawani
 
行 程:
久し振りに休暇がとれた知人のカワハギさんと急遽でかけた。(今年始めの沢)?谷太郎林道の鳥屋待沢出合いを過ぎ宝尾根末端の先の路肩に車を駐車した。?未だ芽吹きも無いせもあるが、全体的に明るく開けた沢である。?二俣からは水量が極端に少なくなり(右俣が多く5:1位の感じ)F5-10mスラブ滝を過ぎゴルジュを抜けていくと水は涸れてきた。?上部F8-12mハング滝の手前には3ヶ所に雪が残っていた。?F3-10mはカワハギさんがヌルヌルの左壁を構わず登ったが、中間の小テラスから上が被っていて難渋する。上の状態も判断できず時間を費やす。Mt_kawaniが左から高巻いて(ずぶずぶの登りは良いとして、ズブズブのトラバースは厭らしい)ロープを出して最後落ち口を辛うじて突破した。ルートは右からではなかったか??今の時期の水は少なく、濡らしたのは股まで、手足で突っ張っていった狭いゴルジュの滝では老骨の身体は硬く、脚が開かず進めず、そして痛かった。?ハングの涸れ滝(F6-5m、F8-12m)は右の急斜面を巻いたが、F8は自分にとっては厳しく休みやすみ登った。?詰めの、落ち葉の涸れ谷はズブズブ、ツルツル(落ち葉の下)で滑る急斜面で息切れした。半分近くは這って自力で、あと2ピッチはカワハギさんにロープを出して貰いゴボウで登った。?登りきった尾根は三峰山頂直下の両サイドが切れ落ちた登山道であった。?下山は宝尾根を下った。
 
 
最初の20m堰堤の上
 
 
 
 
 
 F3-10m
 
 
 
 
 
 
 漸く小滝が現れる
 
 
 
 
 
 股裂き突破、手前で落ちた
 
 
 
 
 
一枚岩(クマ岩)
 
 
 
 
 
雪あり、正面奥がF8-12mハング涸れ滝
 
 
 
 
 
F8-12mハング涸れ滝
 
 
 
 
 
稜線から見下ろした詰めの谷
 
*「丹沢の谷110ルート」遡行図を参照して遡行した。
 
 
記:mt_kawani