【会山行】 谷川岳(トマノ耳、オキノ耳)(1,977)
目的 谷川岳 登頂とアイゼン、ワカン訓練 1泊2日テント泊
期日 2013年12月14日(土)~15日(日)
参加者 篠ちゃん(L )、小川(記)、S本(食、会、HP ) S本車利用
行程 14日(土) 晴れのち曇り、雪、-5~-7度
S本3:30=小川3:55=篠ちゃん4:05=高尾山==(相模縦貫道)(関越道)==水上6:15=
天神平6:50-ロープウエー7:50―天神平スキー場8:00出発8:20~天神尾根9:00~
(夏道)~熊穴沢非難小屋10:05幕営出発11:00~肩の小屋12:55~谷川岳トマノ耳13:05
~谷川岳山頂オキノ耳13:30~トマノ耳~肩の小屋(小休止)14:00~熊穴沢非難小屋
15:00・・・消灯20:00
15日(日) 大雪 -5℃位
起床6:30非難小屋で食事、幕撤収出発9:40天神尾根伝い(ラッセル)天神平スキー場上
12:35ロープウエー上外12:55~~下13:30=谷川温泉14:30~15:10=相模原20:00
(4年前来た時もこの道だった、その時は珍しく雪が少なく地肌が出ている処があった。だからトマノ耳まで登れました。)熊穴沢避難小屋10:05裏側から回り込みます、順調です。小屋から少し離れて早速幕営。11:00山頂目指して何も着けずに出発。天狗の溜まり場付近で風が強くなる雪は降っていないのに登山道が埋まり分りづらくなる。このあたりからアイゼンの出番です。肩の小屋過ぎてトマノ耳13:05、谷川岳山頂(オキノ耳)13:30、雲が湧いて来て幻想的な風景です。写真に上手く撮れないんだよねー、10分位で下山。
肩の小屋の中で小休止(上がらずに)熊穴沢避難小屋15:00今日だったら日帰りが可能か
な、の声あり。雪が降り出す。内張りを張り、16:00準備OK
さあ始めよう、ア!ないお酒がないテーブルの上に忘れてきた、ビール一本か。
篠ちゃんが焼酎を900持参美味しく頂きました、ありがとう御座いました。
つまみを出し合い、食当のS本君よりピリ辛のお餅トッポギ、辛いお酒が進む、それに白湯(ハイタン)(豚骨,鶏ガラのスープ)外は雪が深々と降り続いています。大分積もりそうです。20:00就寝。
15日 雪 -5度位 雪が降って風がないと寒くないんだよね。
3時頃ふと目が覚める(虫が知らせたのかな)
そんなに押すなよと思っていたら外の雪に押されていた。入り口を開けると大変な事になっていた、フードの半分まで埋まっていた、出るのに苦労する50㎝位。その後テントの周りを雪かき、1時間掛かった。
二人を起こそうと思ったがS本君は帰りの車の運転をするし篠ちゃんと思ったが、スコップを一つしか持ってこなかったので起こさなかった、車に置いてきた失敗だった。
朝6:00起床の時間だ、起きようと起こされたがもう少し、6:30起床。外の雪は、又同じ位積もっていた熊穴沢避難小屋の前に2張りテントがあったがない。夜中に非難小屋に非難したそうだ(5人)。
S本君の提案で朝食は非難小屋でする事にした、外に出していた鍋を掘り出す、白湯にうどんをいれる美味しかった。
ありがとう。
先の5人パーテイは8時半頃ザックを置いて尾根道を出発。我々は雪かきをしてテント撤収小屋の中で準備して9:40出発
尾根の途中で戻ってくる彼らに遭遇、
崖の上まで言ったが先がわからないで戻って来たそうだ。
今度は私たちが、そこは去年引き返した崖だった少し戻り左下へまき道があるはずだ。最初に篠崎リーダー次に私、次にS本君早い、駆け下ります、途中一旦停止、右に道か?もう少し下る。S本君
ちょっと待て、雪の上2m位上にのこぎりで切断した7Cm位の木が2本、よく見ると右が道らしくみえます。登り返すのは大変だから右に行って見ましょう。
篠崎さんザックをおいてラッセル開始S本君3~4m登り返すのに胸まで浸かり苦労していました。1時間位して先の5人パーテイが追いついてきました暫くして私が交代してザックを取りに戻って休んでいると、拍手が起こっています、前から人が登って来るのが見えたのでした。これから先はトレースがあるのだ、皆喜んでいました。
この先が例の崖です、ワカンだけで難渋しました。スキー場の上までは、S本君に大分置いていかれた。
今回は 過去日帰りでは果たせなかった谷川岳山頂まで登る為に1泊することにした。
新雪は30~40位あったが出発を遅らせた為トレースが付いていて順調に登ることが出来た。天気も最初は晴れ間も出て雲も出て幻想的な風景も見られた。トマノ耳から肩の小屋が見えていたが近づいているのに見えなくなった、これがホワイトアウトか10分程なのに。15日は夜中に雪かき(夜中に起きて雪かきをしなければテントが潰れる程、積もることがあると清川さんが話してくれた事が現実になった)それに豪雪のラッセル。いろんな体験が出来、いい訓練になった。今回参加する予定で参加出来なかった人は残念でした。
今度行くチャンスがあったら山頂まで登れる事をお祈りいたします。
記録:小川