山域山名:奥多摩:御岳山・大岳山

 

  日:2017年5月5日(祝) 晴

 

参加者:mt_kawani ソロ

 

  程:相模原発5:43==5:58八王子6:02=6:12立川6:29==6:41拝島6:41(直

 

通)==6:58武蔵五日市バス7:01==7:30上養沢7:40⇒養沢川コース--

 

代ノ滝⇒御岳ロックガーデン⇒大岳山11:35~1210⇒つづら岩14:0015:23

 

千足バス停15:43⇒武蔵五日市駅==拝島==八王子== 18:23相模原

 

 上養沢バス停に一人降り立つ。人影もなく静寂の中を鳥の囀りと沢の瀬音を

耳にしながら養沢川沿いに林道を歩き始める。いつの間にかウツギが咲いている。

今日は趣向を変えて養沢川を遡り(沢登りのつもりで・・・)御岳沢となって

七代ノ滝からロックガーデン綾広ノ滝上の源流へ辿ることとした。

 

 道端には、珍しくはないがヒメレンゲ、オカタツナミソウ、ムラサキキケマン、

キケマン、キジムシロ、シロバナヘビイチゴ、タネツケバナ(沢)等々の花々が

春を盛りにしている。

  養沢川の適地を見つけてキャンプしている家族連れが散見される。今日は

子供の日で七代ノ滝から大岳山までは子供連れのハイカーで賑わっていた。

養沢川を遡る・・・といっても脇の林道を歩いているのだが

オカタツナミソウとヒメレンゲ

空を見上げれば新緑真っ盛り・・・萌黄色に染まる

七代ノ滝

 綾広の滝:壁にはイワタバコが咲くといわれるが、葉が全く見当たらなかった。

 今夏、訪れようと思っていたのだが・・・

 

✦日の出山西南尾根登山口より約1000mの二股で右俣は御岳山のふところへ、左俣が御岳沢となって七代ノ滝へつながる。ロックガーデン周遊コースに入って綾広ノ滝となる。更に上部で分かれ伏流となって芥場峠と鍋割山が源頭となる。

ここからの一滴が集まって滝にもなり御岳沢から養沢川となって秋川へ流れ込むのである。

新緑が眩しい!

大岳山山頂:展望は良いが富士山の胸から上は雲がかかってお隠れなさる。

リョウブの芽吹き、山頂の木々はみな未だこんな状態

芽吹き

下山は馬頭刈尾根のつづら岩を経て千足へ

白倉分岐より約300mのベンチのある岩峰からの富士山方面

分岐手前のベンチがある1066Pも展望あり

東屋のある見晴台は高黒山(1054m)というらしい。ここから約800mは露岩の尾

根となってつづら岩に着く。

つづら岩:久しぶりに訪れ懐かしい。右から取り付いて左へ、直上して左へ

立ち木から上の終了点へ・・・と記憶を呼び起こすただ自分がリードしたわけ

ではなくフォロワーであった。

綾滝:21m、綾の織物のように落ちる様をあらわして綾滝の名称が

天狗滝:38m、岩肌を音もたてずに滑るように落ちる秘やかな滝と説明文にあ

る。本宿から見えると書いているが、たしか払沢ノ滝にいく途中にある喫茶室に

置いてある望遠鏡で見た記憶がある。直下に小天狗滝があり白衣で祈祷している

人々(3人)を見かけた。

 

この秋川へ流れ込む沢は名があるのかな? 源頭は富士見台からつづら岩にかけ

ての馬頭刈尾根であって長さは2.0km足らず、従って水量は少なく滝壺も浅い。

雨が降ると一気に水量が増すであろうかするともっと迫力があるだろう。

日光の湯滝とはいわないまでも・・・

本日のルートの歩行距離は 14.8km である。

帰りのバスは、檜原街道の大渋滞に巻き込まれ、五日市駅まで所定の2倍以上の

時間を費やした。 

                          (mt_kawani