個人山行

富士山:精進口登山道

    

期  日  2017年7月13日(木)

参加者   車掌(L) 、久円

交通手段  自家用車+公共交通機関 

行  程  自宅3:15=久円邸=精進湖畔駐車スペース5:00×5:20-富士風穴6:50×7:00

      一合目8:22-二合目9:02×9:15-三合目BS付近9:42ー三合目10:15

      五合目12:05×12:20=(路線バス)=河口湖駅13:05(昼食)13:40-

      赤池14:14=いずみの湯=久円邸=自宅18:40       

天  候  晴れ時々雨

 

富士五湖・精進湖畔を起点する富士山精進口登山道で五合目まで歩きてきました。週末休みから離れた車掌を哀れに思った久円さんがお付き合いしてくれました。ありがたやありがたや。

家を出る時には月や星が出ていたのに河口湖ICへ向かうにつれ天気が悪くなっていきました。雨に降られましたが5時過ぎに精進湖畔の駐車スペースに到着。準備を済ませ5時20分にスタート。
なお今回の写真は樹海の薄暗いところで取ったため手振れが多いです。お許しを!

湖畔の駐車スペースから見た富士山。とてもこれから登る山とは思えません。別の山みたい。

登山口には案内板が2つあるだけでした。赤矢印が登山口、青が五合目、緑が山頂です。今回の行程の長さがこの地図からもわかります。距離は17.8㎞です。

登山道は車1台通れるくらいの幅がほぼ山頂まで続きます。露出補正でがなり明るいですが、実際には樹海の中なので薄暗いです。

周りはどこを見ても同じような風景。登山道を逸れると確かにこれでは迷いそう。

このルートの見どころ「富士風穴」。登山道から少し入った所にあります。

風穴から出てくる冷気を日差しが照らし幻想的でした。ここで写真撮影されている方が一人いました。その方のお話によると今日は風があって冷気が流れてしまってるけど、風がないと上の方まで冷気が立ち込めて、そこに日が差してくるのできれいですよと教えてくれた。この方どうもあの方に似ている。でもどうしても普通のおじさんに見えてしまう。しかしお話を続けているとやっぱり間違いないと思い「大山さんですよね」って伺ったら「はい」。やっぱり…

富士山撮影の第一人者、写真家の大山行男さんでした。短時間でしたがお話しをさせていただき、とても気さくな方だと感じました。私たちの出発に合わせ「じゃあまた」といってお帰りになりました。また会えるかな?

二合目付近はブナの森になります。

三合目手前でスバルラインを潜ります。三合目バス停がすぐ近くなのでエスケープするならここが最後になります。

四合目の小屋跡。このルートで数少ない遺構です。

しゃくなげが咲いていましたが、まだ蕾が多かったです。

全身で「疲れた~」を表現する久円さん。これは演出で実はまだまだ余裕があります。先週末の日曜日に丹沢・大倉尾根でのボッカ訓練から中3日で参加でした。以前の久円だったらこの日は間違いなく付き合ってくれなかったと思います。日に日に強くなっています。

ゴールです。一段下のシャトルバス乗り場の横から出てきました。こんなところに登山道があったんだ~って感じです。しかも登山道の出入り口を警備会社の車が塞ぐかのように駐車していました。間違えて入り込まないようにでしょうか?

登山道から山頂が見える箇所はおそらく1ヶ所しかなかったと思います。ほぼ湖畔で見て以来って感覚です。
五合目到着は12時05分。河口湖駅行きの路線バスの出発が12時20分。ゴールの余韻に浸る間もなく下山します。
河口湖駅から精進湖方面のハスの乗り継ぎに35分ほどあったので、駅前のお蕎麦屋さんで昼食をとりました。その後精進湖に戻り車に乗り換え、西湖湖畔の「いずみの湯」で汗を流してのんびり帰宅しました。
単調な道を黙々と歩いている感じでしたが、終わってみればとても達成感・充実感のある1日でした。
記 車掌