●個人山行 

谷川岳 西黒尾根 雪上訓練  日帰り

 

 

●山行期間:2019420日 土曜日

 

●参加者:カツ(L) 小政(SL)  村村(HP)

 

●交通手段:自家用車

 

●行程:500相模原出発~730ロープウエイ駐車場~800出発~830西黒尾根登山口~1100ラクダのコブ~1340オキの耳~1400トマの耳~1410肩の小屋下で訓練~15001630天神平駅ロープウエイ乗車~1700下駅  2100ころ相模原着

 

●天候:晴れ  

 

 

 春合宿に向けて雪上訓練の補習を実施してもらいました。スタートも遅いので、とりあえずラクダのコブを目指すことに。登山口より積雪は十分あり、トレースがついている。斜面でキックステップや斜登高などの歩行方法を教わりながら尾根筋を進む。振り返ると白毛門方面の眺望が美しい。険しい谷川岳の岩稜と雪のコントラストにも魅せられる。ラクダのコブまで順調で1100に到達。目の前にオキの耳トマの耳がそびえ立ち、それを見ると3人共登頂への欲が高まり、訓練は後回しにして、山頂を目指すことに計画を変更。

 

ここから本格的に斜面がきつくなりストックをピッケルに持ち替える。雪上急斜面や岩でのピッケルの使い方を学ぶ。5年前に購入したピッケルを、初めてを有効利用できた。3大急登の西黒尾根はそんなに甘くなく、ここから体力を消耗しペースダウン。しかし、肩の小屋の稜線に出てからは西側の万太郎方面に広がる雪山の眺望に励まされる。オキの耳に到達し3人で堅い握手を交わす。思いがけず、残雪の3大急登から登頂できたことが誇らしい。

 

その後、肩の小屋下の斜面で訓練実施。カツさん、小政さんに転倒時のピッケルでの対処、滑落訓練、耐風姿勢等教わる。

 

天神平駅に向け下山開始。シリセードですっかり童心にもどりながら、順調に駅に到着。大変中身の濃い山行で満足した3人でした。

 

*GW直前の週末は、外出を控える傾向なのか、温泉とサービスエリアは空いていて、高速も渋滞無しで帰宅できました。

岩と雪を登攀

登攀中の小政さん

ピッケルで急登を

リッジ

オキの耳 登頂

滑落訓練

耐風姿勢

 

記 村村