個人山行 

奥多摩 つづら岩 岩登りトレーニング  日帰り

 

 

●山行期間:2019713日 土曜日

 

●参加者:小政(L)  カツ(SL)  Mario    村々(HP) 

 

●交通手段:自家用車

 

●行程:500相模原出発~630千足駐車場~800つづら岩着 830右クラックルート(Ⅳ) 1130一般ルート(Ⅲ) 1400終了 1430下山開始~1530千足駐車場 1800相模原着

 

●天気:曇りのち雨  

 

 

 

 この日は八ヶ岳横岳のバリエーションルート、小同心クラックを予定していましたが、天候が不安定なので近場を選択。岩までのアプローチに1時間30分程度かかることと、マルチピッチができ本番の練習になる奥多摩つづら岩に変更した。

 

 

 

登山道はひたすら急登が続き、途中滝を見る余裕もなく汗だくになりつづら岩の基部に8時到着。一番乗りでした。

 

絶壁がそびえハングがところどころに見える。まずは難易度の低い右クラックルート(Ⅳ)に挑戦。1ピッチ目、村々がリードに挑戦するも途中のハング部でビビってしまい敗退、下から見るとホールドが豊富で登攀できそうに見えたが実際とりつくと全く違う。湿った岩もホールドが効かない。しかし熟練の小政さんがここをクリアーしてくれて3人を確保。2ピッチ目は村々がリード。4人が岩の上部に到達し一息ついて、そこから約30mを懸垂下降。直角に切れた絶壁からの出だしは高さの恐怖感が凄い為いつになく緊張したが、懸垂下降の姿勢になれば意外と大丈夫だった。

 

右クラックルート カツさん登攀 下部は濡れていて滑る

距離の長い懸垂下降  スムースに下降する小政さん  この後トラブルが・・

 1回登攀しただけだが、緊張感も伴い疲れがあり昼休憩。このころには、数パーティーが取りついていた。大学の山岳部をはじめとする若者たちが多く、若さが必要な岩場なんだ、と感じる。

 

  後半は一般ルートに挑む。ルートとしては下部Ⅲ 上部Ⅳだが、安全策をとり上部はⅢのルートを選択した。途中のテラスでピッチを切って4人で登攀。4人だと2人のマルチピッチとは違う複雑な方法となり、ここらへんのはベテランのカツさんや小政さんの経験に頼る

一般ルート1ピッチ目を小政さん登攀

一般ルート1ピッチ目上部を行くMario  テラスのトラバースは怖さがある

 上部で写真撮影後、雨が降り始める。

40mを懸垂下降。下部は予想外の空中懸垂下降となり、体勢が安定せずくるりと回ってしまった。駄目だ。高度感のない場所で練習しよう。

Mario 安定した空中懸垂下降中 

カツさん 懸垂下降

達成感がにじむ皆の表情

 

幸い雨に濡れることもなく、綾滝と天狗滝で休憩し登山口へ。復路の急坂が疲労した身体に応えた。体力的にこんなことでは本番には程遠い。夏合宿に向けてトレーニングに励まなければと反省。 温泉に寄るがなんと駐車場入車待ちの混雑で引き返す。コンビニでノンアルコールビールで乾杯して帰路についた。