創立55周年記念事業

大山道踏査(第三行程)

 

 

日 2021117日(日)

参加者 カツ(L)、Mario(SL)、ムラビト、mt-kawani、デラ、和代、小原、森のぷ~さん (記録)、久円(HP)

交通手段 電車・バス

 

程 JR橋本駅 610集合

橋本駅北口620=三ケ木=梶野バス停709

 

バスで梶野へ梶野神社脇<大山古道>梶野沢伊勢原津久井線-鳥屋:諏訪神社(トイレ)-沼橋-鳥居原園地宮ヶ瀬湖やまなみセンター(昼食:トイレ)七曲みやがせむかしみち古道(道幅約1.8m)未舗装途中に茶屋跡(ベンチあり) 舗装路の終わりに石仏群あり坂尻集落手前に公衆トイレあり坂尻バス停から県道を煤ヶ谷方面に進む道の駅清川清川村役場=バスで本厚木駅

 

天候 晴れ

 

大山古道踏査も今回で三回目で、中盤に差し掛かりました。昨晩、雨が降ったようで今朝は多少雲がありましたが、徐々に晴れ間も見えてきました。梶野バス停でリーダーカツさんの詳細な資料と説明を聞き、735出発。

前回の続きの舗装路を進むと、Y字路があり庚申供養塔が。上にお地蔵様があり、この塔の左側面に『南 大山道』の文字がしっかり刻まれていて、『大山道』の文字を待ちに待っていた小原さんは嬉しそうでした。

 

その後、梶野神社でお参りした後、脇を古道へ入っていきます。ここから未舗装です。山道に入って5分くらいしたら道脇に道祖神がありました。さらに30分ほど歩くと左右に分かれ道が。事前調査ではどちらかが古道らしいです。

右手の道にはカツ・小原・Mario・森のぷ~さんが、左手の道へはmt-kawani・ムラビト・デラ・和代・久円が進みます。

左手の道には、途中、朽ち果てた炭焼き小屋?があり、斜面を登って尾根に出てそのまま351mのピークを踏んで、緩やかに下り、伊勢原津久井線に出ました。右手の道へ行ったカツさん達4人は30分ほど遅れて合流。果たしてどちらが本当の古道だろう。 伊勢原津久井線から舗装路を進み、途中、カツ・ムラビト・小原さんが古道と思われる東側へ分け入り探したが特定には至らなかったようです。

諏訪神社には樹齢366年の大杉の切り株や、南無阿弥陀佛と彫られた石塔がありました。 

鳥屋中学校を左に曲がり、まっすぐ道なりに進むと鳥居原園地に着きました。鳥居原園地で宮ケ瀬湖と大山を望みます。大山まではまだまだ遠いなと感じました。ここには馬頭観世音石碑群があり、みんな興味津々で見ていました。

 

虹の大橋を渡り、宮ヶ瀬湖畔園地に到着し、ここで昼休憩です。やまなみセンターで昼休憩し、ここでムラビトさんにダムに沈む前の石小屋の写真が載っている貴重な本があることを教えてもらいました。宮ヶ瀬水の郷交流館では水没前の宮ヶ瀬地区の生活や地図が展示されています。宮ヶ瀬地区を通るのが本来の大山古道なのですが、ダムができたため、それは叶いません。昔の地図を見てここを通ったであろうと想像するのみです。

 

水の郷大つり橋を渡った先に、宮ヶ瀬石像群があります。今はダムの下の宮ヶ瀬地区にあった石像や石塔が集めてあります。その後やまびこ大橋を渡って煤ケ谷方面へ向かいます。仏果沢橋を渡って七曲を左側の藪の中へ入っていくと、大山古道にあたる旧村道に出ます。山の中にこんなに広くて立派な道があり、昔はここを馬や人が往来していたのを思うと感慨深いです。この道は約3km続いていて、坂尻へとつながります。坂尻からバス通り沿いを清川村役場方面へ歩いていき、清川村役場前のバス停で本日の踏査は終了です。(1650

今回は『大山道』とはっきり彫られた塔があって、まさしく大山へ参拝する道という実感が湧きました。

皆さん長時間の踏査お疲れさまでした。

 

 

梶野バス停前にて

大山道の文字発見! 

神社脇を左に入り大山古道へ

古道脇に石像が

ここから二手に分かれて踏査 

左側のルートには朽ちた小屋が

諏訪神社の石塔群

諏訪神社にて

鳥居原園地で宮ヶ瀬湖とはるか大山を望む(真ん中より右側奥の山が大山) 

じっくり観察する森のプ~さんとmt-kawaniさん(鳥居原園地の馬頭観世音石碑群) 

宮ヶ瀬石像群の前で 

上村にあった大日如来像(宮ヶ瀬石像群) 

七曲から入った古道 

幅広く平らに整備された古道

清川村役場前のバス停にて、日が落ちるまでお疲れさまでした