●相模原山岳協会創立70周年記念登山 B隊山行
●山行期間:2023年7月15日 土曜日
●参加者:シバ 村々(HP記録) Mario カツ(CL) ケルン1名 さわらび1名 暁6名
●行程:6:15旭岳ロープウェイ山麓駅~6:30姿見駅6:45~7:00写真撮影~9:10旭岳山頂~9:20~9:40裏旭キャンプ指定地~10:30間宮岳~11:10中岳~11:30北鎮岳分岐~11:45北鎮岳~12:00北鎮岳分岐~13:00黒岳石室13:10~13:30黒岳山頂~14:35黒岳リフト7合目乗り場~15:05黒岳リフト5合目乗り場~15:15黒岳ロープウェイ黒岳駅~15:30ロープウェイ層雲峡駅
●天気:曇り 雨 晴れ(旭岳山頂から間宮岳)曇り 雨(北鎮岳~黒岳)曇り
7月14日 慣れない搭乗手続きに戸惑いながら飛行機で旭川へ移動。北海道の広大な大地に感動し期待に胸を膨らます。4人はレンタカーを層雲峡へ移動し、他の8人は買い出しに。大雪山白樺荘に宿泊し明日に備える。
4時ころは朝焼けが美しく虹が出ていていたが、ロープウェイ姿見駅に到着すると雨が降っていて、レインウエアを着こむ。雨男は誰かと訝しみつつ、前方の旭岳がよく見えて気持ちが盛り上がってくる。周回コースを少し歩いたところで全員で記念撮影し、ここからA隊と別れた。
旭岳までは火成岩が多い登山道で左側に火山の噴煙を見ながら、生きている山を感じながら進む。急登を上り詰め山頂に到着。この時間帯は晴れていて気持ちが良い。周囲の山が見わたせ、縦走で行く予定だった白雲岳も特定できた。
E氏は層雲峡に車を回すため、ここで別れ単独で戻る。過去にこのコースの経験があるので快く引き受けてくれたが大変ありがたい。
山頂を東側に下ると雪渓があり、気温は低くないのでアイゼンは不要でザクザクと進む。
下りきるとここから花畑が始まり、黒岳石室まで花を楽しみながら歩くことができた。
花を知らない私もすっかり魅了されて写真を撮りまくっていると名前を覚えたくなる。詳しいN氏に教えてもらい、チングルマ、コマクサ、エゾウツギ、エゾツガザクラは覚えた。
北鎮岳分岐付近から雲が厚くなり、本格的な雨となる。ザックをデポして北鎮岳を往復。山頂は風が強いため、すぐ引き返す。
急な雪渓を下り一安心。更にお花畑を歩く。両側に花が広がるなだらかな道を歩くと北海道の山行のすばらしさを感じることができる。皆写真を撮るのに忙しい。
黒岳石室へ到着。雨が強いのでトイレの軒先で雨宿りして栄養補給した。強風の中13:30に黒岳山頂に到着。写真だけとって下山開始となる。直下から風はなくなりホッとしたが、単調なつづら折りの下りは足に応えた。黒岳リフト7合目乗り場に到着。当初はリフトには乗らない強気の計画だったが、疲労に敗北し全会一致でリフトにて下山。
続いてロープウェイで層雲峡に下る。E氏が車で待っていてくれ、層雲峡オートキャンプ場へ移動する。私は他の会との合同パーティーで先頭を歩いたので、ペースや休憩のタイミング、ルートファインディングなど気を使った。しかし先頭だときれいな景観や、花をいち早く発見できたので、その点ではとても楽しかった。
アルファ米にレトルトという味気ないメニューしか準備していない我々だったが、暁のメンバーの栄養に配慮した夕餉に混ぜてもらい豊かな夕飯となった、
焼肉、ジンギスカン、梅ヒジキご飯、海藻サラダ、けんちん汁など、十分な栄養が今後の山行の力の源になった。とてもありがたいし見習うべきだと思う。
夜は雨が降り、残念なことに古いエスパースは床上浸水し車に避難した。
ロープウェイ駅 新品のレインウエアを着てスタート。雨だけど旭岳が見えて盛り上がる。
硫黄のかぐわしい香り、、、活火山を感じながら登る
第一目標 旭岳登頂 東洋の若い女性から、一緒に写真に写ってほしいと頼まれました。
旭岳から雪渓の下る
花畑連続
これは エゾツガザクラ 多分。
コマクサ 花をつけるまで13年かかる そうです。
mario氏 風雨の中 北鎮岳登頂
両手に花
黒岳山頂 暁山岳会の面々