個人山行
桂川水系 葛野川(山梨県大月市)
マミエ沢経由石小屋沢
記録 JOJO
【日 程】2024年8月26日(月)
【メンバー】(L)JOJO ・ 仕事仲間 水口
【交通手段】軽トラック
【天 候】ほぼ快晴
【工 程】町田市相原町発04:00~大峠駐車場(大月市)05:30~大峠駐車場
出発06:00~マミエ沢分岐08:30~石小屋沢分岐11:00~マミエ大滝~
41番避難路16:00~大峠駐車場18:00
【記 録】
大峠駐車場より通行止めの真木小金沢林道をダラダラと下り、28番避難路より林道と
は別れを告げ50度程度の急斜面を150m程度下ると大菩薩沢とマミエ沢の分岐点と
なる。今回の石小屋沢は沢登りルート等のガイドブックには出ていない沢なのでかなり
楽しみである。入渓点に到着し驚いたことは水量が多く流れる音が轟音だった。同行の
水口氏によれば通常の3倍位の水量ということでかなりの量でした。
マミエ沢出会いの滝5m程度は水深も深く首までつかり泳いでも水流が速く滝口まで行けず断念、高巻きを選択するがスタンスホールドも悪く落ちたら滝壺へまっしぐらのため慎重に越える。
腰から胸ぐらいまでつかり上流を目指す。4~5m程の滝を数回上り狭くてきれいな
ゴルジュ帯を抜けてマミエ大滝に到着。ここでしばらく休憩。持ってきた釣竿で仕掛けを入れた途端、天然のイワナ、ヤマメが数匹ゲット・・・本日の目的は沢登りのため
そこそこで釣りはおしまい。マミエ大滝は見た目20m程度、今回は水量が多く登れ
なかったが次回はチャレンジする。
いよいよここからが石小屋沢の本流になります。
石小屋沢自体は比較的水量は少ないほうでしたが滝は狭いため直登は困難なためしかた
なく慎重に高巻きここも4~5m程の滝を数か所超えると堰堤が2か所ほどあり、この
堰堤の高巻きがかなり厄介だった。石小屋沢の遡行は登山者もいないらしく苔と緑の木々に差し込む陽の光で大変綺麗でした。
時間も忘れ時計を見ると15:30を越したので開けた斜面、ここも50度程度あり
100m以上急斜面をステップを刻みながら這いつくばってなんとか林道へでた。
(積雪の登山ならアックスで快適に登れると感じた)
林道より朝きた方向とは逆にこんどは登りの道をダラダラと大峠駐車場を目指す。
次の日天候が崩れる予報でなければビバークして上を目指してもよかったのですが
無理はしないでやめることにしました。
小金沢周辺の支流には幾筋もの沢があり沢登りルート等のガイドにはでていないため
かなり興味がわきます。
表丹沢方面とは違い水量も多く泳ぎありで変化のある沢登りが楽しめると思います。
大峠以降は携帯電話も通じないため遭難当十分に気を引き締めて登りましょう。
水は大変冷たいため1分もつかっていると寒くて震えてしまいます。
皆さん行く機会があれば是非行ってみては?