葛葉川 本谷

記 録:  田口
期 日: 平成15年6月28日(土) 天候:小雨~曇り
参加者: 指導員〇石田、田口、高橋
1班   〇川野、服部、水田、嶋村
2班   〇古閑、嶋村、志賀
3班   〇福田、月野、冨岡
行 程: 相模原駅7:00発 葛葉川出合8:30着 実技研修講習説明など 9:00出発 (ほとんどの滝でロープを出してグループごとに実践研修)   横向きの滝下11:50(先客を待つため昼食) 横向きの滝終了12:40 橋をくぐり林道へ出る14:40 林道発14:55 葛葉川出合15:25  今回の研修のまとめを行い16:30現地解散

 

 相模原を出発する時は雨が降っていたが、予定時刻7時に全員が集合し、車で出発。8時30分に葛葉川出合に、石田車4名は既に到着、全員で13名の参加である。今回は単に沢を登るということだけでなく、実践的な技術を身に付けるために、沢登り経験者はリードして登り確保等の実践研修を行った。
 出合にて、雨具を着て、ハーネス、ヘルメットを身に付けて、今回の主任指導員の石田氏より研修の説明などの講義を受けてから3班に分かれて9時に沢に入る。ゴーロを進み堰堤を右岸から登り、3~4mの滝が現れさっそくそれぞれのグループはロープを出して、確保支点の取り方、確保の方法など、その場に合わせて実技を行う。ある程度の滝は全てロープを出して登り、今回の参加者にそれらを実践で学んでいただくことが目的であるので、時間は惜しまずかけた。  こんな天気にもかかわらず10名程度のグループが2つほど我々を追い越していった。先日からの雨で水量は多いが、水温は比較的暖かかったのでシャワークライムも楽しんだ。
 これまでに5箇所の滝でロープを出してセットし、確保やロープワーク、収納を繰り返した。曲がりの滝を登り終えて林道に掛かる橋をくぐり、すぐ左手より林道に出たのが14時40分。雨は上がり林道を5分ほど進み二の塔尾根を下り、葛葉川出合に14時25分到着。今回の反省・まとめを1時間かけて熱心に行い16時30分解散。
 今回、この実技研修で、立ち木、岩、ハーケン等の支点の取り方、セカンドも必ずセルフビレイを取ってからビレイを解除したり、沢登りの要領が体験できたと思います。今までは、トップにお任せの沢登りを楽しんできた方々は、今回それなりの体験実践が出来、これからの活動のプラスになるのではないかと思います。