三つ峠岩トレ

期 日:07年6月23日(土)~24日(日)曇のち雨
記 録:月野
参加者:前夜発 井山、川野、月野、貴堂、河口、
当日発 坂本、小林、松本、森田
行 程:(6/23)相模原21:00――23:00三ツ峠山登山口(幕)  
(6/24)三ツ峠山登山口6:10――7:40三ツ峠山荘――8:00屏風岩――10:30屏風岩――三ツ峠山
  登山口12:10――14:30相模湖前15:30(解散)
当日発 相模原6:00――三ツ峠山登山口7:50~8:00――四季楽園9:00~9:05――屏風岩合流9:15
 
当初の年間計画では、いつも出掛ける広沢寺での岩登りトレが計画されていたが、その後企画会の検討や担当者の
下見を経て、今回は三ツ峠への挑戦が決まった。三ツ峠の経験者が居ないメンバーだけの挑戦ではあるが、事前に
担当者の綿密な下見の報告なども有り、定例会で実施が本決まりとなった。
 6/23 21:00 参加者は総勢9名。前夜発と当日発に分かれての出発となったが、前夜発は相模原ダイエー前に5名
が集合、月野号の車に乗り三ツ峠へ向かった。途中渋滞も無く、深夜11時に三ツ峠山登山口に到着、トイレ前の駐車
スペースは既に満車状態。辺りを探すが、周囲には30台ほどの車が既に良い場所に駐車、テントも数張り設営されて
いた。我々もトイレから少し離れるが駐車スペースを確保、直ぐにテント設営に入り、就寝前のわずかな時間を惜しん
で、明日のために乾杯、間も無く眠りについた。
 6/24 5:15起床、テントを収納してからめいめいが朝食を済ませ、6:10に駐車場を発ち、三ツ峠山荘までは1時間30分
ほどの歩きになった。この時、今日の日中は曇りかなと思わせる空模様であった。
8:00山荘前から急な階段を下ること15分ほどで屏風岩到着。適当な場所は無いか探すが、それぞれの壁では既にトレ
ーニングが始まっていた。登攀訓練を行う予定も有って、一般ルートがある右フェイスに取り付きたかったが、30人以
上のクライマーが既にトレーニングを開始していた。我々は人の取り付いていない中央フェイス左端の、中央カンテ下
部階段状ルート左側にルートを決めた。距離は短いが傾斜の強いホールドの少ないフェイスだ。全員が三ツ峠は初訪
問。先ず貴堂氏がダブルロープを持って第一バンドへ向かう。
いつもは快調に飛ばす貴堂氏も今日は若干スローペース。初めての岩で、楽しんでいるのか苦戦しているのかは下か
らは分からない。トレーニングを開始した後、左フェイスが空いたので河口、井山が
向う。ルートを確保すると後発組が到着、中央フェイス下に荷物を置き後発組は左フェイスに集まる。
中央フェイスでは2本のロープがトップに確保され、直ぐに次の人が取り付く。最初は難なくホールドも有るが、第一バン
ドの直下では貴堂氏と同様苦戦。意外と簡単そうに見えたその上には中々ホールドが無いようだ。3人目はルートも大
分見えてきたのでかなり楽だ。
後発組は、取付きは細かいホールドのフェイスだが、数mでテラスに出られ快適なクラックのクライミングが続く。トップ
ロープクライミング、リードクライミング、アップザイレン、クライムダウンを繰り返す。
  10:20残念ながら、雨は夕方からとの予報であったが、その予報が外れ先ほどから落ちてきた小雨は本降りに変わっ
てきた。当日発の組がそれぞれ1回づつ昇り終えたところで、トレーニングを終了した。未だ続けている他のパーティー
も見られたが、簡単には止みそうも無く、また何時かチャレンジしたいとの思いを胸にして、記念写真に納まった後屏
風岩を後にした。
14:30相模湖前のファミリーレストランで休憩、いずれの日にか、ルートを繋ぎ上まで踏破したいとの意見も出て、今回
の三ツ峠岩登りトレに幕を下ろした。担当者の綿密な計画や資料などは無駄にすることなく次回に生かしたいものであ
る。