谷川岳(天神尾根)
記 録 :川野
期 日 :2007年11月25日(日) 快晴
メンバー:貴堂(L)、井山、川野、坂本、小林、森田 (貴堂・井山車利用)
記 録 :川野
期 日 :2007年11月25日(日) 快晴
メンバー:貴堂(L)、井山、川野、坂本、小林、森田 (貴堂・井山車利用)
貴堂さんが、冬山合宿のトレーニングとして広沢寺のアイゼントレと谷川岳を計画してくれた。11月18日谷川登山情
報Cでは山頂付近で20~30cmの積雪とあったが直前にまた降雪があり60cm前後となっていた。さらに幸運なことに快
晴無風の小春日和となり絶好の雪上ハイクとなった。こんな幸いをもたらす女神が山路会にいたのであろうか?・・
なんと存在していたことになる。それはアノお方であろう。RWのゴンドラは快適な22人乗りになっていた。降りるともう
目の前に両耳を立てた谷川岳本峰、白毛門、朝日岳が朝日に輝いていた。紺碧の空に純白の雪面、展望は抜群で、
正に上越の山々は手に取る様な大パノラマであった。
当初計画を変更して、今回はRW終点駅から天神尾根をピストンとし、西黒尾根は次回の楽しみにした(貴堂L)好天
に誘われて、トマノ耳(1963.2m)、オキノ耳(1977m)、肩ノ広場で長居をした。標高の端数でお分かりの通り山頂はオキノ
耳、三角点はトマノ耳にあり別名薬師岳とある。オキから見るトマは西面がスッパリ切れ落ち、西黒尾根の急斜面上に
ラクダのコブを従え素晴らしかった。まだ略夏道通りのトレイルであったが熊穴沢避難小屋の下部ではブッシュ状で踏
み抜きや雪上の枝を掻き分けての登降で苦労をした。上部でも新雪なのでトレースを外すとズボズボと落ち込む、誰々
かさんが度々落ちていたなー、貴堂Lから、転んでも転ばなかったふりをして歩くかなきゃーなどと冷やかされた。しかし
ながら、本日は新雪ではあるがトレースがあり気温も高かったので、ワカン(スノーシュー)、アイゼンは使わなかった。
小生は過去谷川本峰、平標・仙ノ倉は夫々2度、白毛門を1度、今回は積雪期で初めてという程度であった。一昨年
断念した本峰~平標縦走、茂倉~蓬峠そして上越のマッターホルン大源太山、更に朝日岳、一ノ倉沢出合い等未知の
行かねばならぬ山域が多い。今後谷川岳山域を八ヶ岳と共に自分の身近な山として親しんでいきたいと改めて感じた
ところである。
ダイエー前4時30分出発、赤城高原SAで朝食、谷川RW駐車場着7時45分。帰路水上町営・湯テルメ・谷川(露天風
呂あり中々宜しい・\550/2H)で入浴、赤城高原SAで夕食、渋滞もあり21時30分川野前帰着した。朝は煌々と輝く十六
夜の月を車窓から眺めながら、帰路もまた東の空から登る赤みを帯びた大きな十六夜月を観て不思議な幻想に浸り
ながらの車中であった。ビールを飲んで床に就いたが森アキが感動したように今日の山行を振り返り、身も心も洗われ
たような、そして興奮の余韻がのこり眠られずにいたが、そのうち心地良い眠りについた。女神に感謝!