-忘年山行- 秋山・阿夫利山

記録者   川野
期 日   平成19年12月8日(土)  天候:晴
参加者   田口、川野、月野、小林、河口、松本、森田
行 程  
   JR相模原7:02==8:07上野原発バス8:28==緑と太陽の丘キャンプ場入り口8:55~9:05--キャン
プ場管理棟9:15--北尾根取り付き9:22--563m峰9:54--600m峰10:05~20--金波美峠から
の尾根(710m点)10:45--阿夫利山11:00--井戸沢ノ頭(昼食・搬出法の研修)11:20~12:30--
-490m金毘羅宮の小祠13:25--暮ヶ沢の橋13:45-13:55冨岡入り口バス停発15:05 == JR上野原発15:55===相模原16:
45 ・・・・・・・忘年会
 今年の忘年山行は少し趣向を変えて、里山ながらバリエーションルートの秋山「阿夫利山」を北尾根から上ることにし
た。JR上野原駅から午前中1本の無生野行きのバスに乗り古福寺バス停の先の緑と太陽の丘キャンプ場入り口で下
車させて貰った。キャンプ場管理棟真上のバンガロー最上部にある休憩舎の裏から北尾根に取り付いた。昭文社等の
地図に記載されてないバリルートではあるが、ネット上等で紹介される昨今なので、相当入山され踏み跡もはっきりして
いるだろうと思っていたが、意外に薄かった。しかし、尾根を外さず登ったので迷うことはなかった。
563m点の露岩の急坂を登ると右が檜の植林、左がコナラの多い雑木林の箇所が多くなり、木間から阿夫利山もチラ
チラ見えてくる。最後露岩が点在する痩せ尾根の急登が終わると710m圏に着く。金波美峠からの登山道は南側を巻
いていた。北東に進み二つ目のピークが阿夫利山の山頂であった。潅木に囲まれた薮の中であったが丹沢の峰々と
大室山が望まれた。記念撮影をして早々に出発した。急降下して巻き道と合流すると、なだらかな、晩秋の陽射しを背
に受けたコナラが美しい雑木林、そして深い落ち葉を踏んで気持ちよい尾根が続くと、破線の道の分岐となる井戸沢ノ
頭に着く。
 昼食後、田口会長に搬出法の指導をして頂いた。小林さんを遭難者に擬して、南側の急斜面下からの引き上げ、ザ
ックを使って背負い歩く実習をした。*企画会で採り上げていたが、事前の予告はせず、手持ちのシュリンゲとカラビナ
及びストックの範囲で実施した。バスの時刻や忘年会の予定がある限られた時間であったが、手際よく、中身の濃い指
導をして頂いた。


 540m点で明るい方の尾根を北東に進みかけ河口さんからストップの声が掛かる。薮状で不明確ではあるが、(リボン
があった)北へ進まなければならなかった。地形図を手に持ち540m点は北へと予め記入しておいたにも拘わらず、小
林さんと話ながらルンルンで下っていて見落とした。バリルートや初めてのルートは(一般ルートでも癖をつける必要あ
りだが)分岐や起点では必ず地図を確認すべきで省略してはならないのであって大いに反省したところである。490m点
では金毘羅宮の小祠があった。ここからは、もう20分程で暮ヶ沢の小橋を渡り、小さな工場の裏から道路に出て、秋山
大橋を渡り富岡入り口バス停に着いた。思えば朝バスを降りてここまで全く道標はなく、また誰にも出会わなかった。早
く着いたので、大きな道教観音像の前で反省会をした。
*相模原駅横の居酒屋「わたみん家」にて12名参加の忘年会を実施した。