期 日 | 2008.4.29(祝)晴時々曇 | |
参加者 | 貴堂(L)、川野、松本、森田 |
24日の企画会のあとこの四人、居酒屋で山談義に花を咲かせている中で松ちゃんが沢遡行を切望したので、貴 堂さんの提案でキュウハ沢と決まった。本谷川流域のキュウハ沢は人気が良いわりには入渓者が少ないらしい。 今日も最初の二俣で下降した単独者の他には出会わなかった。表丹沢の沢に比べ難しい滝が多く遡行距離も長 い。小生にとっては手強い滝ばかりというか、それ以上に、もともと登れない滝が多いし、第一水量も多いのである。 巻き道といえども簡単ではない。釜が多く深いので、真夏ならば泳げるしもっと楽しいに違いない。思ったよりゴルジ ュも明るく美しい渓谷である。 みんな満足感に浸りながら下山して充実した一日となった。ただ、この流域はヤマビルの生息地でもある。今日は 沢靴を履き替えたとき、森ちゃんに一疋ついていた。山頂付近の風は冷たく思いの他寒かった。 |
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最初の滝4m |
5mの滝、左リッジを登って窪みを水面に下り、 更に滝上へへつる |
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直等は不能、左チムニーを偵察してくる。ハーケン多数 3級A0のグレードというやつだ。登れるが・・・上部が不 明なので断念。四町四反ノ沢から高巻く |
飛行機のエンジンが埋まっていた。戦時中墜落した残骸 なのか?米国グラマン社製とか・・・5箇所目堰堤手前に エンジンで作られた慰霊碑があるそうだが気が付かなかっ た。 |
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F2(二段3+7m)どこから登るか?ガイドでは 右カンテからトラバース懸垂下降・・・とあったが KIDO(L)は左壁を登る |
トップはここから右へトラバースして落口へ |
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心配そうに見守る・・・KIDO(L) |
F4(7m)水流左にホールド多そうだが水流圧 強く駄目 |
同F4(7m)滝測壁の平面スラブのクラックから生えてい る木の生命力は凄い(木の名前は確かめ得なかった) |
F5(二段5+6m)登れそうにないなぁー・・・ 下段は残置支点も見えて登れるが上段は 無理だ。 |
同F5、上段は巻き道もなく下から巻く。左岸の リッジを登りザレをトラバース、懸垂下降も余儀 なくされそうであったが何とかその先にノーザイル で可能な下降点をみつけた。 |
二つ目の二俣手前、ザレの左が本流・・・ (大ガラン沢の方が水量多い)水は伏流する が直ぐ切れてしまう。すぐCS(3m)となる。 |
上部ガレ沢を詰めていく。最後はイヤになって、右の ブナ林の草付きに逃げる。マルバダケブキが一面に 芽吹き緑の葉っぱを広げている。 鹿柵沿いに登って、天王寺尾根の最終木道階段に出た。 丹沢山々頂へ6分ほどで着いた。 |
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