-会山行-
巻機山(1976m)
記 録: 宮下
期 日: 2009年4月11日(土)~12日(日)
参加者: L宮下、SL井山、(食当)小林、金子、小原
行 程:  
 4月11日 5:50相模原⇒10:00清水集落コミュニテイバス停に駐車⇒10:30同所発⇒13:25桜坂駐車場⇒16:35行動打ち切り(955m付近にてビバーク)
 4月12日 3:00起床⇒5:15(955m地点)発⇒8:25ニセ巻機山⇒8:50避難小屋付近⇒9:15巻機山山頂⇒10:00牛ヶ岳⇒10:50避難小屋付近⇒12:45ビバーク地点⇒13:30同地点発⇒13:50桜坂駐車場⇒14:25清水集落コミュニテイバス停着⇒湯沢駅内温泉⇒21:00相模原着精算・反省(走行距離約480km、消費燃料37L 12.97km/リッター 経費約5,500円/人)
4月11日(晴)
井山号でPUしていただき明るくなった相模原を出発。関越自動車道はかなりの車両の多さだったが、トイレ休憩のみで清水に向かう。米子沢に来た時は塩沢石打ICで下りたが六日町ICで下りた。高速料金は1,300円で驚いた。清水集落から桜坂Pに向かうが直に積雪があり行けない。バス停に6台くらい停めてあったので、その端に駐車した。水洗トイレがある。共同装備を分け出発する。一ツ橋大の山荘から道を外し700m地点で左に戻れなくなり引き返す。威守松山方向だった。引き返して井戸尾根方向に取付くが米子沢沿いを進み左の尾根に戻ろうとするうち1128mのピークの直下に出て強引に登ろうとしたが、ブッシュと岩に阻まれ退却、井戸尾根を忠実にたどるが時間切れとなり955m付近の樹林帯にビバークとなる。食当の小林さん指導でサバ鍋を食する。小原さんがサバは駄目とのことで野菜鍋となった。満腹で21:30就寝につく。夜中、トイレに立つが温かいそよ風が吹いていて、明日の雪の様子が心配になった。
4月12日(晴)
朝定番のお粥を食べ出発する。順調に歩行してニセ巻機山に到着する。井戸の壁は一部クラストしていたがアイゼンなしで問題なし、8mm×30mを用意していたが使うことはなかった。1200m付近から井戸の壁あたりまで尾根が広くホワイトアウトの時は要注意と感じた。念のため標識棒を打って行動した。米子沢側には雪庇があり、腐っているので近づかず行動し、井戸の壁あたりから幾つもの亀裂が走っており注意が必要だと感じた。米子沢を詰めたとき、お世話になった避難小屋はすっぽり雪に覆われ全く姿が見えない。体調が悪くなった者がおり、荷物の分散をして巻機山を踏んだ。牛ヶ岳まで足を延ばし越後の山を満喫して下山にかかる。気温がだいぶ上がってきて、更に雪の状態が良くないので早々に下山した。ビバーク地点でテントを撤収し湯沢駅で温泉に入り帰京する。米子沢の帰りに、いやいや歩いた尾根であったが、こんなに記憶が曖昧だったとは吃驚であった。天気がいいのでこんな事ができたが、注意が散漫であったことを反省している。参加の皆さんに感謝です。
清水集落バス停付近のトイレ 桜坂パーキング
標高955m付近のビバーク地 米子沢沿いを登る
「井戸の壁」手前の広い尾根 ニセ巻機山
避難小屋付近 巻機山
牛ヶ岳より越後の山を見る 「井戸の壁」下山中に腐った雪に足を取られる
一番登りがきつかった1128mの下り 堰堤だらけの米子沢