【会山行】 
 
谷川岳天神尾根(雪山トレーニング)
 
山行日:平成24年12月5日(土)晴れ 前夜発日帰り
参加者:勝又(L)、小川(SL)、マックン、tori(会計)、しのちゃん(記録)S君、車掌(HP)
 
行程:
14日:相模原(橋本)23:00出発-圏央道-関越道-水上IC-土合口1:20着(仮眠)

15日:
土合口7:15-谷川岳ロープウエイ-天神平7:30×7:45-天神尾根8:30-熊穴沢避難小屋10:15-1730m地点(下山開始地点)11:45-熊穴沢避難小屋12:52×13:30-天神平15:55-土合口16:15
 

関越道赤城付近から雪が降り出し、水上ICを降りる頃にはドカ雪。谷川岳ロープウエイ土合口に到着し、仮眠をとるため待合室に向うも、鍵が掛かり中に入ることができなかった。小川さんとしのちゃんは耐寒訓練も兼ね?駐車場にマットを敷いてシュラフで寝た。後で聞いた話だと2人とも寒さも感じず快適に寝れたとの事。残りのメンバーは車中泊となった。

麓のみなかみ町の15日の天気予報は曇り時々雨。準備を済ませ外に出てみると所々雲が切れていた。気温もそれほど低くないようだ。

 
ロープウエイより白毛門を望む 
 
 
 
 
 
まずは準備体操から 
ロープウエイを降り準備体操の後、勝又さんよりピッケルを使った耐風姿勢の取り方を教わった。講習とミィーティングが終わり7時45分天神平を出発。天神尾根まではゲレンデの端を歩いていく。いきなりの急登で息が上がる。8時30分ようやく尾根上に到着。気温は-3℃。呼吸を整え先へ進む。トレースは付いているものの踏み固められていないため膝までハマることもしばしば。思うようにペースが上がらず10時15分熊穴沢避難小屋に到着した。 
 
 
 
 
 
 
勝又さんより耐風姿勢について指導される
 
 
 
 
 
マックンを先頭に進む我が隊    撮影toriさん
 
 
 
 
 
小休止後いよいよピークに向け出発。軽量化の為ワカンは置いていった。しかし雪の量・質ともにこれまでと変わらずペースが上がらない。11時45分1730m地点で休憩。ここで勝又さんより下山開始を告げられた。一歩一歩ピークには近づいていたが、まだ2時間以上は掛かるとの事でロープウエイの時間を考えるとここが限界のようだ。下山を開始する前にアイゼンを装着。アイゼン歩行のトレーニングをしながら熊穴沢避難小屋に到着。ここで小川さんから温かいコーヒーが振舞われた。山でのコーヒーは最高です。ありがとうございました



コーヒーブレイクのあと小屋前でワカン講習。独特な脚の運び方が必要で戸惑ったが、みなワカンの有効性を感じる事が出来た。しばらくはワカンをつけたまま下山した。各自トレースを外して歩いたりと、ワカン歩行を楽しんでいた。天神峠からロープウエイ天神平駅まではゲレンデ内を歩行。尻セードしてみたり、雪玉を転がしたりと雪遊びを楽しんだ。
 
 
 
天気は最高。終始ピークが見えていました
 
 
 
 
 
今回の山行の最高到達地点(1730m)からの眺め
1日好天が続き気温も高く風も無い登山日和でしたが、雪山トレーニングらしくないとの声も聞かれた。
 
 
 
 
 
ピークをバックに記念撮影
 
 
 
 
 
避難小屋前でワカン講習
 
 
 
 
 
昨年撤退した岩場付近  撮影toriさん
 
 
 
 
 
登頂はできませんでしたが、充実した1日でした みなさん笑顔が素敵です 撮影toriさん
 
 
 
 
 
下山後は湯テルメ谷川で入浴後、関越道上里SAで食事をしながら反省会。各々反省点はあったが勝又さんからの「事前準備・学習の大切さ」や、しのちゃんからの「悪天候に備え日頃から雪山では手袋をつけたまま何でも出来るよう練習が必要」との指摘が印象に残った。
 
:車掌