50周年記念 南アルプス南部縦走
参加者 篠ちゃん、小政、ミミさん、和代さん、さち子さん、カツさん、tori
交通 自家用車、M号,T号2台
行程 19日(土)
橋本23:30-相模原0:00-相模原愛川IC12:00-5:00畑薙第一ダムP-6:10バスー7:10椹島7:35 -9:05岩頭見晴台―10:05小石下―14:30駒鳥池―15:20千枚小屋
20日(日)
4:00起床―千枚小屋5:05-6:10千枚岳―7:30丸山―8:20悪沢岳―
10:00荒川中岳―10:30前岳―11:40荒川小屋12:20-14:40小赤石岳
―15:25赤石岳避難小屋
21日
A隊 4:00聖岳に向かう
B隊 カツさん、toriはご来光を見て椹島へ
4:50赤石岳5:45-6:00東尾根分岐―6:30砲台休憩所―7:55赤石小 屋8:35―11:55井川神社
―12:00椹島14:00-15:05畑薙P-16:00
田代温泉(民宿ふるさと)16:30-23:40橋本着
感想
19日 畑薙ダム駐車場に向かう、新静岡ICで下り損ない我々T号は島田金谷ICで下りる。362号線を走り長島ダムを経て60号線に、満天の星の中林道か車道か分らぬような道のドライブ。予定時間に駐車場にて皆と合流。バス停は5時半ごろには長蛇の列。約30人乗りのバスで我々は2台目であったが。バスは5台ありそれに乗れないと2時間待ちとなるそうである。後ろには100人近く並んでいたが。椹島行きのバスは狭く荷物を抱え、酸欠状態、気分が悪くなりビニール袋を用意しようかなどと思っていたが、かろうじて椹島着。
椹島7:35発コースタイム7時間弱、東海フォレストの7分の幾つと言う看板が有る。1/7は約1時間か。途中駒鳥池がいい雰囲気であった。15時20分千枚小屋着。寝床を確保してから小屋の前で宴会タイム。マーボ茄子がうまい。
20日 5時発、千枚岳手前で日の出を見る。この日は千枚岳、悪沢岳、赤石岳と今回のメインのコースである。深田久弥が言う悪沢岳の「目を見張るような風景」の中、ナナカマドの紅葉が点在しさらに眼を見張る様な光景である。荒川小屋の見える辺りはお花畑が続くところでその季節はさぞきれいだろうと思う。小屋は見えていて不思議と、なかなか着かぬ小屋であった。ここで水を確保し赤石岳に向かう。「赤石岳の頂上ほど立派なものはない、キッリとした緊まりがある。これほど寛容と威厳をそなえた頂上はほかにあるまい」と深田久弥が絶賛している山である。もちろんそれぞれに異議はあるかもしれないが、良い山である。15時半赤石避難小屋着。寝場所(ここは混んでいた)を確保して宴会タイム。場所がなく小屋裏のふきっ曝しのところにて始める。持っているもの全てを着たが寒く、ツエルトを張って風よけを作る。効き目があった。
21日 A隊は聖岳に向かい、B隊の我々(カツさん、tori)は赤石小屋経由で下山。椹島発のバスは10時半と14時であるが、日の出を見たくゆっくり出ることにして14時発に乗ることに。4時A隊を見送りその後赤石岳山頂で日の出を待つ。寒かった。約1時間次第に明るくなっていく空を眺める。素晴らしいご来光であった。日が登り切ってからゆっくり下山。赤石小屋の奥さんが10分と書いてある三角点まで「私ならこれ(スリッパ)で4分で行きますよ」と言うのでチャレンジ。5分強掛かった。今頃A隊はあの兎岳まで来ているかなとかゴゼンタチバナの赤い実がなっているなどと眺めながら行ったので、と言うのは負け惜しみか。キノコ狩りなどしながら、12時には椹島に着きコーヒータイム。帰りのバスが怖かったが大丈夫であった。帰りは田代温泉「民宿ふるさと」にて汗を流す。カツさんは光岳から大無間山、田代のコースを訊ねていた。帰りは東名の事故渋滞にはまり帰宅は11時40分であった。18日23時半に家を出て危うく2泊5日の山になるところであった。天気にも恵まれ、ゆっくりした楽しい山であった。個人的には南アルプスはピークハントではあるが、一応完結した。皆さんありがとうございました。
椹島にて集合写真
駒鳥池 中々風情がある
千枚小屋にて食事・宴会、マーボ茄子隣の女性が4,5人鍋を覗き込んでいた。
千枚岳にて
悪沢岳を望む
悪沢岳にて
荒川中岳にて
荒川前岳にて
赤石岳を望む
赤石岳にて
赤石避難小屋にて食事、宴会 寒かった
赤石岳よりのご来光
記 tori