会山行                            

 

頭高山 会山行記録

 

 

 

【期  日】2016123日(土)

 

【参 者】桃子(L)、ミミさん、ムラビト、さちこ、和代、久円、mt_kawani、篠ちゃん、

      車掌、はる、デラ(HP記録) 計11

 

【交通手段】電車

 

【集合時間】小田急線 渋沢駅改札前 AM 8:50

 

【工    程】小田小田原線 町田駅⇒渋沢、渋沢駅⇒二つ塚⇒千村配水場⇒泉蔵寺⇒

 

白山神社⇒頭高山入口⇒頭高山(556.3 m,搬送講習(車掌講師)、

 

昼食⇒渋沢丘陵の道⇒震生湖⇒白笹稲荷神社⇒秦野駅⇒淵野辺駅

 

【装備】

 

共同装備:搬送法講習に必要なロープ等一式:講師資料(車掌さん)

 

個人装備:防寒着、雨具、帽子、手袋、テルモス、地図、コンパス、日焼け止め、保険

 

証、医薬品

 

 

【記 録】

 

相模線南橋本(7:10発)の電車で海老名駅を目指す。小田急線に乗り換え、少し早かったが渋沢駅(08:07着)に着いて参加者を待つ。渋沢駅に参加者集合(8:50)、早々頭高山ハイキングコースで山を目指す。住宅街を進み、通りがかりに二塚(9:15頃)で歴史を学ぶ。「矢倉沢往還」と言う古い街道の石碑が建っていた。古道の歴史好きな人は調べるのも価値があると思われる。

 

千村配水場(9:25)⇒④頭高山の麓にある泉蔵寺(9:38頃)。1481年(文明13年)に開かれた寺で、1649年(慶安2年)8月に徳川家光から寺領13石の朱印を受けている歴史ある寺の前を通る。⇒⑤白山神社(942)を過ぎてまもなく分岐を右斜め後ろの方向の道を進む。⇒⑥頭高山入口⇒⑦山頂下の休憩場でトイレタイム(10:10)。⇒⑧頭高山(556.3 m)(1020着)、頂上の東屋で休憩。

 

この山は、念仏山同様たくさんの自然があり、見晴らしもよく、ここからは伊勢原市側が望める。ベンチもあるので、昼食や休憩をするのにも最適です。高山と違って、里山の雰囲気を残していて、もみじの紅葉した葉も残っていてゆっくり散策するには良い山と思われた。

 

 

搬送法講習会:車掌講師による「搬送講習」(10:30~)が開始される。今までのハイキング気分が切替わって、講習モードとなる。

課題1:同行者で足が痛み自力では動けなくなった場合どうするか。早々グループ1のメンバーが意見を出し合って、対処法を決める。今回はザックを使った搬送法を選択。救護される役・救護する役を交代しながら体験。以前の講習会で習っていたが、なかなか行動に移れないもどかしさを感じる。

課題2:岩場、ガレ、テラスなどトラバースの場合での補助ロープの張り方、ロープを使って確保しながら通過する方法を学ぶ。

課題3:崖下に転落した同行者(足腰は大丈夫だが、手を負傷してロープが握れない。)がいた場合、どのようにして救助するかを学ぶ。

その他:車掌講師から救助に使用するロープワークをいろいろと指導していただく。ベテランの先輩も久しぶりとあって手が止ってしまうことがありました。常日頃の自己訓練が必要と感じた時間でした。

 

昼食後下山、⇒ミカン畑でしばらく遊ぶ。実は小さいが甘いミカンをほうばる。⇒⑨渋沢丘陵の道(1350)を歩く。⇒⑩192391日の大正関東地震(関東大震災)の際に、丘陵が崩落してできた紅葉の残る震生湖(1425)を散策、ヘラブナ釣りしている人や紅葉の残る公園を散策している人などがいたが静かな公園でした。震生湖で写真を撮って、高台に上がる(14:46)。一路秦野駅を目指して農道を下る。眼下に秦野市の市街地が見えてきた。市街地の中にある⑪白笹稲荷神社(1503)側を通って、30分位で⑫秦野駅に着く。小田急の電車に乗って岐路につく。今日は、淵野辺駅で忘年会の為、参加者の気持ちは喉を潤したい願望に駆られていると思われた。

 

 

【所感】1日に忘年ハイキング、搬送講習会、忘年会と多忙なスケジュールの為、あわただしく1日が終わってしまいました。十分楽しく濃い一日でした。

 

ハイキング、忘年会を企画した桃子さん、業務多忙にかかわらず搬送講習会を準備していただいた車掌さん、本当にありがとうございました。

搬送法・救助法等は大切な項目ですので、できれば別枠で年に数回、時間を設けて学ぶことが必要と感じました。講師の方の都合もあると思われますので企画会で検討していただければ幸いです。                           

 

1.頭高山目指して市街地を進む。

 

2.二塚にて歴史を学ぶ

 

 

3.配水場を過ぎて下る

 

 

4.頭高山の麓にある泉蔵寺。

 

 

5.白山神社を過ぎて、分岐を右に進む

 

 

6.木で見えないが左から鍋割山、塔ノ岳、行者岳、菩薩峠ヤビツ峠、大山が見える展望良いところに出る。

 

 

7.休憩場脇を登る、頂上はすぐだ

 

 

8.鳥居をくぐって頂上に着く

 

 

9.頭高山頂上に到着、まだ紅葉の葉が残っていた

 

 

10.車掌講師より、【課題1】が出され、グループに分かれて取り組む。

足が痛くて、自力では歩けない同行者を搬送する方法は?

 

 

11.同行者の足が痛く歩けない場合どうするか!ザックを利用しての搬送方法に取り組む。

12.ザックを利用して背負い搬送を体験。ストックが無いとふらつく。

13.ザックを利用して背負い搬送体験。車掌講師の指導者として視線を感じる!

 

14. 【課題2】テープ・シュリンゲで簡易ハーネスの作り方、岩場、ガレ、テラスなどトラバースの場合での

補助ロープの張り方、通過する方法を学ぶ。

 

15. 簡易ハーネスに連結されたシュリンゲの先端に付けたカラビナ(2個)に補助ロープを通して通過する方法を学ぶ。

 

 

16.【課題3】転落した同行者の救助法を学ぶ。ロープで確保しながら、転落した同行者の救助に向かう。

 

17.滑落した同行者を救助中!

 

18.【救助法】歩行のできる救助者を効率よく引き上げる方法(1/2方法)を学ぶ。

 

19.車掌講師よりロープワークを学ぶ

 

20.講習後、空を見上げる、紅葉がきれいだ

 

21.渋沢丘陵の道から見える大山、ヤビツ峠

 

22.震生湖公園に到着、震生湖に向かう。

 

23.紅葉の残る震生湖

 

24.震生湖、紅葉の残る木の下で。

 

25.震生湖の標識の前で

 

26.秦野駅に向かって里山の道を下る。