山域山名:    奥多摩:麻生山・御岳山

 

期   日:2017年8月20日(日)

 

参 加 者:mt_kawani (ソロ)

 

   程:

 

     相模原==武蔵五日市駅8:05—琴平神社金毘羅尾根麻生山御岳

 

          レンゲショウマ観賞参道—15:35滝本==御岳駅16:06

雨飾山から帰ってからも早朝ウォーキングをしていたが、持病の脊柱管狭窄

症の痛みが出て、間欠性跛行症状があり、休み休みの歩行となっている。山へ行

ったら直る前例もあるので、行ってみることにした。雨続きで躊躇していたが、

傘さしても登りやすい金毘羅尾根にした。この尾根は前にも傘を差して歩いた

ことがある。ただ、今日は幸いなことに霧がかかることはあっても雨は降らなか

った。

 

麻生山:2年前?頃から杉が伐採され、東側の展望が開けてベンチも二個置かれ

ている。あきる野市産業観光課による立派な山頂標柱も設置されている。巻き道

を使わず尾根を直登できる(金毘羅山側分岐から15分位で

ここまで、シビレや軽い痛みが続いたが、その都度座って休み、痛みが無くなる

と歩くの繰り返しできた(間欠性跛行)その後は小康状態で苦にならずに下山

できた。レンゲショウマ観賞・撮影時には全くそのことは忘れていた。

レンゲショウマ:今年の花咲きは例年にくらべ遅いような気がする。未だ蕾も多

く見頃である。もう諦めて(雨のことも考慮して)一眼レフカメラは持参しなか

ったので、コンパクトデジタルカメラでの撮影である。

 下山はケーブルを利用しようと思っていたが、長い行列の大混雑だったので

参道を歩くことにした。標高差:430m、距離:2785m、で結構勾配はある。思え

ば、山路会へ入会直前の体験山行(新年山行)の際(日の出山でトン汁等)皆さ

んと歩いて登った記憶が蘇る。

参道の杉並木は市天然記念物、聳え立つ巨木は霊山を醸す。上から順に番号が打

っている。このような根元を露わにしたものも多く倒木が心配されなくもない

が・・・此処の地形は台風など強風の影響をうけにくいのだろうか

 

最後の784本目というか登り口の一本目の巨樹である。

目通し:6.1m、樹高:45m、樹齢:350年(推定)江戸初期、乗り物の便がな

かったころ、ここまでやっと辿り着いた御嶽道者たちが、右手にある滝水を眺め

ながら一息入れて登ったという。往時を偲びながらバス停へ向かった。