会山行
山梨:要害山~コヤシロ山~尾続山 読図山行報告
【期 日】2018年11月23日(金・祝)
【参加者 】mt_kawani、カツ、さちこ、チィちゃん、はる、デラ、森のプ~さん 7名
【交通手段】電車・バス
【行 程】古淵(06:43発)→淵野辺(6:46)→相模原(6:50)→橋本(6:55)→JR横浜線 ・八王子行→八王子(7:06/7:13)
→高尾(東京)(7:21/7:26)→JR中央本線 ・小淵沢行→上野原(7:54着) 上野原バス8:14—8:25鏡渡橋
鏡渡橋(8:30-9:10)→登山口(山神社脇)(9:40)→要害山(10:15-11:55)→風の神様(12:18-12:20)→
コヤシロ山(12:43-13:35)→実成山(13:45)→尾続山(14:10-14:16)→尾続バス停(14:47)
尾続バス停(15:14)==新井==15:34上野原15:41==16:18八王子16:30==16:42橋本---橋本図書館
(「明治と三角点」展示室)(16:47-17:05)に立ち寄った後・・・・反省会・・・・
【共同装備】無し
【個人装備】飲料水、行動食、防寒着、ヘッドラン、ストック、帽子、手袋、雨具、地図
コンパス、カップ、医薬品、ツエルト(エマージェントシートで可)、カメラ、時計、筆
記用具、携帯電話等、二万五千分ノ1「上野原」 / 昭文社地図山と高原地図
「高尾・陣馬」、シルバーコンパス、筆記具、定規(15cm位でも可)、できれば紙
はさみバインダー(A4)、高度計(カシオプロトレックなど)
飲料水・行動食その他ハイキングに必要なもの
【持参する地図】
国土地理院1/25000地形図を1/12500 に拡大したもの(mt_kawaniさん用意)
国土地理院1/25000 or 1/50,000地形図「上野原」…磁北線を引いておく
★現在手持ちがなければ不所持でも可
昭文社山と高原地図「高尾・陣馬」(1/50000)…磁北線を引いておく
読図の課題
【記 録】いつもの通り橋本駅で6:55発の電車に乗り八王子・高尾(東京)と乗り継いで上野原駅(7:54着)で降りる。何回か来ていたが、2017年頃始まった上野原駅前整備事業により近代的な駅舎になっていて驚きました。ガラス張りの駅舎の窓から見える街の奥に流れている桂川や雄大な「御前山」を望む眺めることが出来た。5階建て駅舎のエレベーターで1Fに下り、バスロータリに進む。新しい駅前ロータリーにはホームセンターやラーメン店・スーパーも出来ていて二度びっくりする。観光案内所も出来ていて、駅舎を出るとバスロータリ傍で積極的にハイキングの案内資料を展示、案内もしていたので、今日の要害山のパンフレット等をいくつかいただき、早々バスに乗り込む。10分弱で、登山口の鏡渡橋(きょうどばし)に下車、バス停そばの道路に荷物を置いて、早々今日の講習で使う地図・バインダー、コンパス等を出して今日の読図の講師をしていただくmt_kawaniを待つ。
事前に配られた「読図山行課題」に従って出発前の課題をこなして、答え合わせを行った。次に講師から、課題①:現在位置がはっきりしる場合、登山口から目的の山に行くためのコンパスの使い方を指導していただく。各自バインダー上の地図でコンパスを使って方向出しを行う。持って行った地図に磁北線を入れていたのだが、線間隔が空きすぎていて、自分のコンパスのインデックス線を合わせづらく、定規で地図に平行線を追加して何とか使えるようになった。
30分弱講習を行った後(8:30-9:10)、方向を確認して要害山に向かって舗装道路を進む。歩きながら里山の風景と遠くに見える晩秋の景色を楽しむ。道を歩きながら道端の真っ赤に色付いた烏瓜やボケの花など撮影しながら登っていくと地元の女性が森のプ~さんを見かけて、柚子の実を抱えて寄ってきていただいたりして楽しい時間を過ごす。地図にあった山神社を確認して、階段脇の登山道を登る。広葉樹の中の道をゆっくり進む。頂上直前に傾斜が厳しい所もあったが10時過ぎに到着(10:15-11:30)。
頂上下の平らな処で講習を開始する。課題②:現在地から見える地点を調べる。「あそこに見える山は何という名だろう?」という課題を学習する。要害山から見える山を地図とコンパスを頼りに特定していく。調べたら答え合わせを行っていったが、何とか間違わずに行うことができた。メンバーの中には、最初磁北と地図の北を180度反対にして合わしたりした人もいたようだ。要害山から見える焼山・袖平山・大室山・赤倉ヶ岳・倉岳山など特定できると、地図読みも面白く感じました。講習の後、頂上に山の案内板(答え)があり答え合わせを行い、富士山を見ながら昼食・水補給を行った。(11:30-11:55)。
要害山から約40分の予定で風の神様を目指す。尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら進む。風の神様のピークで位置を確認する(12:15-12:25)。尾根の東側を、アップダウンを繰返しコヤシロ山を目指す。日差しがあり寒さは感じられない。コヤシロ山着(12:45-12:50)
課題③:自分のいる現在地を特定する-クロスベアリング (2つの確定目標物がある場合)を自己学習する。
特定した2か所、それぞれにコンパスを向け角度を求め、特定した2つの山それぞれから先ほど求めた角度で線を引く、引いた線の交差した場所が自分のいる場所になる。講習を終えて実成山(13:45-13:50)を経由して尾続山を目
指す(14:10-14:15)。尾根伝いに高度を下げて30分弱で尾続バス停に到着(15:14)。バス停近くの花畑のベンチでバスを待つ。バス停近くには、聖武連山、聖武連橋、吊り橋があり、聖武連山(小勢籠山)(しょうむれやま)(542.4m)、能岳(542.7m)からも富士山が眺められる。時間があれば回るのもいいと思われる。尾続バス停より上野原に戻り、電車を乗り換えて橋本に戻る。反省会前に橋本図書館により(「明治と三角点」展示室)に立寄る。今回、時間をたっぷり取っていただいて読図を学ぶことが出来ました。使用する地図の準備及び講習をしていただいたmt_kawaniに感謝したいと思います。また一緒に学んだ参加者の方々との交流が深められた思います。有難うございます。今回の読図山行の計画は、読図講習に集中できるよう行程が組まれていて、歩く距離が短くて良いと思われました(初級編の場合)。
HP:小野寺貞夫
1.バス停降りて、早々読図講習開始
2.コンパスで方向を確認しながら登る
3.要害山:山容(頂上の杉が見えています。)
4.里山の登山道を登る。春蘭自生していました。春蘭の花言葉良いですね。
5.登山道から見える山風景
6.読図風景:目のまえの山名は?
7.紅葉が綺麗でした。
8.要害山頂上にて:砦跡(史跡)があります。
9.富士山をバックに!(逆光です。)
10.視界が開けた場所で、山名確認