●山行:会山行 ボッカ訓練 奥多摩 鷹ノ巣山
●山行期間:2023年6月25日 日曜日
●参加者:シバ(L)村々(SL HP) Mario (記録)カツ あゆ 久円
●交通手段:自家用車
●行程:4:20相模原出発~6:00水根駐車場~6:10出発~6:40六ツ石山登山口~8:40トオノクボ~9:40六ツ石山~11:45水根山~12:20鷹ノ巣山~12:40鷹ノ巣山避難小屋 BBQタイム~13:45下山開始~18:00駐車場~20:30相模原着
●天気:曇り時々晴れ 蒸し暑い
この週末は幸運にも前線が南下して梅雨はひと休み。天気は曇り時々晴れ、蒸し暑いがまずまずの気候だった。奥多摩湖の玄関口、水根駐車場に集合し各自準備開始。ボッカということで隣の荷物の重量が気になるところだ。シバリーダーは約20㎏でダントツ一番重いが、一体何を入れているのだろうか。
六ツ石山登山口からトオノクボまで2時間以上の急登に苦しめられる。ここまでは暗い樹林帯で眺望もなく単調なつづら折りで修行そのものだった。休憩時に、足首につける重錘バンド2個を発見。誰かがつらくて置き去りにしたのだろうと予想する。その合計3㎏の重錘をカツ氏はおもむろにザックに入れ更に負荷をかける。自分に厳しい人だ。トオノクボからは尾根に出て視界が広がり気分が良い。蕗のような植物が一面に広がる斜面を上がり、その後は尾根伝いの登山道となる。あゆさんが花の名前を教えてくれたり、Mario氏は春セミの抜け殻を見つけたり、自然観察しながら進む余裕も生まれる。
9:40六ツ石山に到着。広々とした山頂で集合写真を撮り休憩をとる。その後の分岐で進路を誤り奥多摩駅方面に進むが、ここでカツ氏は冷静沈着で皆に注意を促し事なきを得る。
水根山までブナ林の稜線の登山道は気持ちよかった。手軽な丹沢に行きがちな私にとってとても新鮮で、奥多摩の魅力を満喫できた。
12:20鷹ノ巣山山頂に到着。ここまで6時間、大変厳しいルートだった。ひとまず登頂できたことを皆で讃え合う。山頂でシバリーダーがお楽しみの焼肉を披露する予定だったが、コバエの集団の嫌がらせに耐え切れず、避難小屋に避難することとする。避難小屋はログハウス風で小ぎれいで快適。シバリーダーが板前ぶりを発揮し、徐々に小屋内部はBBQ臭に満たされる。豚肉 牛肉 玉ねぎ ピーマン ソーセージの順に飢えた人々に配給された。ノンアルコールドリンクとコーラで乾杯し舌鼓を打つ。ここで一泊したいという気持ちにかられるが、現実に戻り帰り支度を急ぐ。
復路は水根沢林道。急登ではあるが、登山道は整備されていてとても歩きやすい。2時間程下った後は、沢と合流し水の流れや滝を横に見ながら、また木橋を数回渡り歩みを進める。へとへとに疲れているが、沢の水で顔を洗うと元気を取り戻せる。丹沢では蛭がいるので、安易に沢に近づけないが、奥多摩ではその心配はいらないから嬉しい。
18:00駐車場に到着。予定より2時間遅れるが、無事に帰って来れてほっとする。
私はザックの重さもあり最初の急登でシャリバテぎみとなり、くじけそうになったが、仲間がいてくたことが励みとなり乗り切ることができた。それにしてもシバリーダーはこのコースを5回程度経験しているというから凄い。
参加メンバー全員にとって夏山に向けての良い経験になり、そして楽しい1日だった。
登山口から急登が延々と続く
蕗らしき植物の中を進む
六ツ石山到着 沖縄でプリントしたTシャツ
カツ氏の頭を悩ます六ツ石山山頂下の間違えやすい分岐点
もう一度行きたい気持ち良い稜線
鷹ノ巣山到着 コバエの襲撃に耐える
腕をふるうシバリーダー
下山路も長いが整備されている
きれいな沢を何度も渡った