会山行

    

              夏合宿  涸沢 穂高岳

                              記録 K

 

【日  程】2024810日(土)~2024812日(月)

【参 加 者】【L】Mario 【SL】カツ 【食当・会計】久円

【記録】シバ 【食当】ドルチェ 【会計】N 【HP】

 計7

【交通手段】自家用車

【工  程】10日 相模原出発2時~さわんど駐車場6時~上高地730分出発~涸沢1730分着

      11日 涸沢4時出発~穂高岳山荘7時着~穂高岳山荘8時出発~奥穂高岳

830分着~奥穂高岳930分出発~穂高岳山荘1015分着~

穂高岳山荘11時出発~涸沢1330分着

      12日 涸沢7時出発~横尾1015分着~上高地15時着

【天  候】3日間晴れ

 

【記  録】

 大きな地震が立て続けにあり、出発ぎりぎりまで中止か決行か意見を交わし、直前で行くことになる。

 今回私は合宿を初めて経験するので、不安と期待の入り混じった気持ちで前日はなかなか寝付けなかった。

 特に渋滞も無くさわんど駐車場に着く。ひんやりとした風が心地良い。

 みんなで挨拶。早速準備して出発。

 連日の豪雨の影響で上高地から徳沢への道が一部通行止め。

 岳沢湿原からのコースで徳沢を目指す。

 テント・3日分の食料等を担いで、涸沢まで行けるか不安を抱えながらも、遅れないようみんなについて行く。

 横尾までは順調に進む。今回一番きつく感じたのは横尾から涸沢への登り。

 なかなか足が上がらず、ザックの重さで背中が曲がってしまう程。

 結局、涸沢には予定より3時間遅れての到着。

 私は、20分程放心状態でいたところ、他の皆さんはテント場の確保・整地・設営・食事の準備等テキパキと動く。

 皆さんも疲れているはずなのに、すごいなと感心しつつ、自分だけ休んでしまい、申し訳ないと思いつつテント設営など手伝う。

 テント設営後、待ちに待った夕食。

 一日目の夕食はピリ辛豚丼・焼きナス等、山で肉を焼くなど一度も無かったので、驚いた。

 二日目・三日目も充実した食事で、コーヒー等もあり、大変美味しくいただいた。食当の方には感謝しかありません。

 二日目の朝、初めてのモルゲンロートを堪能し、奥穂高岳山頂目指して出発。

 昨日の疲れが残るが、荷物が軽くなった分何とか行けそうな気がする。

 ザイデンクラートを経て、穂高岳山荘に到着。休息後全員で奥穂高山頂を目指す。

 奥穂高岳は今回で2回目になるが、こんなに急斜面で梯子まであったかあまり覚えてなく、慎重に進む。

 途中槍ヶ岳がくっきりと見え、一般道最難関のジャンダルムが迫ってくる。

 今回3日間とも天気が良く、ガスもあまりかからなかったので素晴らしい景色を堪能した。 

 山頂では、写真撮影で順番待ちが発生し混雑していた。

 何とか全員撮影して、広々したところで休息する。

 穂高山荘に戻り休息。

次に北穂高を経由して涸沢に戻る予定だか、ここで予定を変更してそのまま涸沢に戻るか、それとも予定通り北穂高経由して行くか、意見が分かれる。

昨日からの疲労もたまっており、最後はリーダーの判断のもと、予定変更してそのまま涸沢に戻る。

何とか無事涸沢に戻れてほっとしたのと、前回一人で来た時奥穂高から北穂高経由して涸沢に戻る予定を立てたが、疲れてしまい奥穂高のみ登頂して戻ってしまったので少し残念だった。

ただ、あのまま予定通り北穂高経由で涸沢まで行けたのか自信はなかった。

夜になると涸沢名物のカラフルなテントが光放ち、星が今にも降ってきそうで、幻想的な夜を過ごした。

最後の日はひたすら下り、上高地に到着。

上高地で写真をお願いした青年たちが、我々に撮影時何かポーズを決たらと提案してくれたり、かれらも我々からポール借り、さも登頂してきたといわんばかりのポーズを決めて撮影していた。

気持ちのよい青年たちと話が出来て、すがすがしい気持ちで上高地に帰れた。

 上高地では、バス・タクシー待ちの行列が延々と続いていた。

 2時間待ってタクシーでさわんど駐車場に到着。

 帰りは情緒ある温泉に入浴して帰路につく。

 3日間天気に恵まれて、素晴らしい景色を堪能でき何とか合宿を終えることが出来た。

 まだまだ自立した山行が出来ているとは思えず、この貴重な経験を生かしてこれからの山行が出来ればと思った次第である。

上高地バスターミナル

豪勢な夕食

涸沢小屋

モルゲンロート

奥穂高岳岩場急登

ジャンダルム

奥穂高岳山頂

上高地