丹沢 勘七ノ沢
記録 K
【日 程】2024年8月25日(土)
【参 加 者】【L】カツ 【SL】村々 【記録】シバ 【HP】K
計4名
【交通手段】自家用車
【工 程】 相模原出発5時30分~表丹沢県民の森駐車場7時~勘七ノ沢8時00分出発
大倉尾根ベンチ13時30分着~堀山の家14時30分着~表丹沢県民の森駐車場16時
【天 候】曇り
【記 録】
駐車場から鍋割山への登山道に合流し登り口に着く。
途中、神奈川の山岳会設立に貢献された方の銅像にご挨拶。
今回沢登りは初めての経験なので、右も左もわからず皆さんをお手本にしながら登り口にて支度をする。
私は、沢を登るということが魚が滝を遡上するイメージがあり、人が魚のように登れるのか不思議に思っていた。
実際沢に入ると日頃の暑さを忘れるように涼しく気持ちが良い。
あまりの気持ちよさに、濡れなくても良い所なのにあえて濡れるように歩いた。
今回の沢は比較的歩きやすく所々木が倒れているところもあったが、特に歩行に支障はなかった。
F1という標識が現れここからが本格的な沢登りなのだと気を引き締める。
リーダーカツさんの後ろを歩き、沢の基本を教わりながら何とかついて行く。
ちなみにFとは滝を意味するということも知る。
驚いたのは、ロッククライミングと同じように支点を構築できるボルトがあるのだと初めて知った。
ただ、あまりしっかりしているようには見えず、もし自分がリードで支点を構築する場面では不安を感じた。
また必ずしもボルトがない箇所もあり、他の方は岩や木などをうまく活用して支点を構築していた。
大変に参考になった。
流れが急なところでは軽く手足を置くと滑ってしまい、しっかり置くことを心掛けた。
右から登るのか左から登るのか迷うところもあり、滝を進むのか、高巻きかの判断も自分には難しかった。
F2からF4までロープを出して確保しつつ何とか無事に登りきる。
今回最大の難関、F5が姿を現す。
首を結構上げるくらい角度は急で、高さ12メートルもあり中間で右にトラバースする難しいコース。
今までとは違い、どこを登るのかルートが判別しなかった。
シバさん、ここでリードに名乗りを上げる。
まったく危なげなく綺麗に登る。
その後に続き全員無事F5を乗り切る。
最後に連続した小さな滝が続き、こちらは楽しく登れた。
大倉尾根ベンチまでの道がわかりにくく少し迷ったが何とかたどり着いた。
雨がパラパラ降ってきたので急いで着替えをして、駐車場まで一気に下る。
ベンチ・駐車場での着替えの時に、たくさんのヒルの餌食になった。
家でも血だらけの私の足を娘が見て少し引いていた。
今回の沢登りは驚きと感動の連続であった。山に溶け込んでいるような感覚になり、今度は滝に体ごと突っ込んでみたいと思った次第である。
皆さんのお力添えが無ければとても登りきることはできなかったので、本当にありがとうございました。
最後に、今回も私は一つ登高器付け替えでミスをし、会の方に指摘を受けました。
しっかり反省をして、次につなげたいと思いました。